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中国大使が外相表敬「対話が重要」で一致

2013年12月20日 21:42
中国大使が外相表敬「対話が重要」で一致

 中国の防空識別圏設定などをめぐり、日中関係が冷え込む中、中国の程永華駐日大使が20日、岸田外相を表敬訪問し、「対話が重要」との認識で一致した。

 岸田外相「対話が重要だという点においては、一致しておりました」

 程駐日大使「私としては、中国側の立場を申し上げて、互いに意見交換して、しかし、そういう問題については、互いに対話を通じて解決していく努力をする」

 両者は、日中関係の重要性を確認した上で、対話を通じて、「戦略的互恵関係」に基づいた2国間関係を進めることで一致した。

 会談の具体的な中身については明らかになっていないが、日中間で対立する防空識別圏の問題などをめぐり、意見を交わしたものとみられる。