防衛省によると、中国国家海洋局所属の航空機が７日午前から正午過ぎにかけ、東シナ海上空を尖閣諸島（沖縄・石垣市）に向かって飛行しているのを確認したため、航空自衛隊の戦闘機がスクランブル対応した。中国機は尖閣諸島の領空約１４０キロまで近づいたが、領空侵犯はなかった。

　安倍首相の靖国神社参拝後、尖閣諸島周辺で中国機の飛行を確認したのは初めて。