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安倍首相、新追悼施設建設に慎重な考え示す

2014年1月9日 22:51
安倍首相、新追悼施設建設に慎重な考え示す

 安倍首相は9日、靖国神社に代わる新たな追悼施設の建設について、慎重な考えを示した。

 安倍首相が靖国神社を参拝したことに中国や韓国は強く反発していて、与党の公明党は靖国神社に代わる新たな追悼施設の建設を検討すべきとの考えを示している。これに対し、安倍首相は9日、新たな追悼施設の建設に慎重な考えを示した。

 安倍首相「新たな平和追悼施設については、何よりもご遺族のお気持ちが大切なんだろうと思います。検討を慎重に考えていくべきだろうと考えています」

 安倍首相はまた、今後も靖国神社を参拝するかどうかについて、「参拝自体が残念ながら外交問題・政治問題化されている。今の時点で参拝するかしないか、申し上げるつもりはない」と述べた。