安倍首相 世界遺産・熊野古道を訪問
和歌山県を訪問している安倍首相は17日、6年ぶりに世界遺産の熊野古道を訪れた。
熊野古道を訪れた安倍首相は本宮大社を参拝した後、本宮大社の奧にある大鳥居や旧社地の「大斎原」を参った。熊野古道は「蘇りの道」とも呼ばれていて、安倍首相は体調不良で辞任した第一次政権の後の2009年に訪れていた。
「さすがにここに来るとおごそかな気持ちになります。より一層身を引き締めて、明日からの国会、頑張りたいと思う」
また安倍首相は、和歌山に生産拠点を置き、縫い目のない服をつくる技術で世界的に知られている企業を訪問し、「日本にもこれからまた繊維産業が戻ってくる」などと期待感を示した。