４月からの消費税増税に向けた経済対策としての総額約５兆５０００億円に上る今年度補正予算が６日夜、与党などの賛成多数で可決・成立した。

　参議院本会議で６日夜、今年度補正予算案の採決が行われ、民主党や日本維新の会など野党側が「無駄だとして来年度予算案からカットされた事業が盛り込まれている」などとして反対したが、与党などの賛成多数により可決・成立した。

　安倍首相「好循環実現の正念場ですから、その意味において、補正予算が早期に成立して本当に良かったです。景気回復の実感を全国津々浦々に広げていくためにも、速やかな執行に全力を挙げていきたい」

　今年度補正予算は総額約５兆５０００億円で、４月からの消費税増税に備える経済対策が柱となっている。