東京都知事選 舛添要一氏が初当選
9日に投票が行われた東京都知事選挙で、無所属の新人で元厚労相の舛添要一氏(65)が初当選した。
舛添氏「東京を世界一の街にするということで、福祉もそうですし防災も経済も、そして何よりも2020年のオリンピック・パラリンピックを成功させる。そういうことを着実にやっていきたいと思う」
9日午後11時現在、開票率は約89%で、舛添氏は189万7948票と190万票近くを獲得し、次点の宇都宮健児氏の91万1784票にすでに98万票余り差をつけており、初当選した。細川護煕氏は88万4861票、田母神俊雄氏は56万298票。
舛添氏は65歳。国際政治学者としてテレビなどで活躍した後、2001年7月の参議院選挙に自民党から立候補して初当選。2007年の第1次安倍改造内閣などで厚労相を務めた。
東京都知事選挙には1999年に無所属で立候補したが、石原慎太郎元都知事に敗れている。
なお、今回の都知事選の投票率は46.14%で、前回より16.46ポイント下がり、過去3番目に低くなった。