安倍首相は５日夕方、アメリカのヘーゲル国防長官と会談し、日米同盟の強化につなげるための集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈変更の検討などを説明した。

　安倍首相「日米同盟が有効に機能し、同盟の強化と地域の平和と安定につなげるための法的基盤の整備についてもいま、検討を進めているところです」

　会談は４０分程行われ、安倍首相の説明に対してヘーゲル国防長官は、日本の取り組みを歓迎したという。

　また、安倍首相は沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設に着実に取り組むとした上で、沖縄県が強く求めている普天間基地の５年以内の運用停止に理解を求めた。これに対してヘーゲル長官は「引き続き緊密に協議を進めていきたい」と述べた。