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日朝協議 自民幹部から疑問の声も…

2014年10月31日 16:08
日朝協議 自民幹部から疑問の声も…

 菅官房長官は拉致被害者などの全面調査を巡る北朝鮮との協議で、拉致被害者について「新たな物証、証人などを探す作業を進めている」などと説明があったことを明らかにした。

 菅官房長官「拉致問題については、個別入境の有無・経緯・生活環境等調査をしている。被害者の滞在した招待所跡等の関連場所を改めて調査するとともに新たな物証・証人等を探す作業を並行して進めているとの説明があった」

 拉致被害者の安否情報や調査結果の報告時期など具体的な回答はなかったということだが、菅官房長官は1回目の報告は年内にはということかと問われたのに対し、「常識的にはそうだろう」と述べた。

 しかし、今回の協議について自民党幹部から疑問の声があがっている。

 伊達参院幹事長「総理が決断して行ったということなんですが、肩すかし的なもの、何の成果もあがらなかったということで非常に残念だと思っている」

 伊達参院幹事長は、さらに「安倍政権のリーダーシップでしっかりとやっていただきたい」と述べた。