衆院選初の週末 与野党幹部各地で支持訴え
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衆議院選挙が公示されてから初めての週末となった6日、与野党の幹部が全国各地で演説を行い、支持を訴えた。
自民党・安倍総裁「まさに今経済の好循環、やっと起こりました。そして、15年間続いたデフレから脱却をしようというチャンスをやっとつかんだ。さらに頑張って、しっかりと皆さんに実感していただけるように、政策を前に進めて参ります」
民主党・海江田代表「安倍政権になって格差が広がってしまって、今まで中間層と言われている人たちがどんどん、どんどん低所得者になっていってしまう。まず働く人たちの賃金を安定させる、収入を安定させる。そして、それから子育て中の世代に手厚い支援を行う」
維新の党・江田共同代表「世間の非常識をやりまくっている安倍自民党。増税をした翌月に国会議員の給料は26万円アップしてしまう。安倍自民党にレッドカードを出していただきたいんです。ぜひ、皆さんの手でストップをかけていただきたい。維新の党が歯止めになります」
公明党・山口代表「国民が待望してやまない軽減税率を導入することを目指す。この新しい考え方、国民の皆さんにご理解を頂いて、その上で進めて参りたい。もうひと押しお願いを致します」
次世代の党・平沼党首「次世代の党は、すべき改革は大胆に行ってまいりますけども、同時に、この国の大切なものは力を合わせてしっかりと守っていく」
共産党・志位委員長「消費税10%への増税は中止して、消費税に頼らない、別の道に切り替えることであります。消費税10%は先送り実施ではなく、きっぱり中止せよ」
生活の党・小沢代表「アベノミクスと呼ばれる安倍政治を続けていたならば、格差はどんどん広がり、そして真っ先に地方が衰退していく結果になります。こういう政治のやり方を何としても変えなくてはなりません」
社民党・吉田党首「集団的自衛権行使と平和憲法をいかにして守るかという問題。これも長年積み上げた憲法解釈を変える暴挙です。集団的自衛権行使の道を開く閣議決定ですから、これはしっかり、撤回をさせなければならない」
また新党改革の荒井代表は「脱原発を進める」と強調した上で、家庭への投資を促す事でエネルギー問題などを解決していくと訴えた。
衆議院選挙は今月14日に投開票が行われる。