改憲の発議「2年以内に行いたい」船田議員
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自民党の憲法改正推進本部長を務める船田元議員が東京都内で講演し、憲法改正のための発議と国民投票を2年以内に行いたい考えを示した。
自民党・船田憲法改正推進本部長「これから2年以内の間には(憲法改正の)発議と国民投票ができれば、これはよろしいのかな」
船田氏は現在の日本国憲法について、「どちらかというと国柄を捨てて、国籍のないものになっている」と述べ、改めて改正への意欲を示した。その上で、戦争をするための軍隊を保持しないことなどを定めた第9条の改正については、「1回目の憲法改正でやりやすいところをやった後に、できれば2回目にやりたい」と述べた。
これは、はじめに「環境権などの新しい人権」など、国民の理解を得やすいテーマについて改正した上で、2回目に9条の改正に踏み切りたい考えを示したもの。
衆議院では26日、憲法審査会のスタートに向けた幹事懇談会が開かれる予定で、船田氏は審査会が開始されれば、「1回目のテーマの絞り込みにまい進したい」と述べた。