×

2030年「電源構成」自民党が首相に提言

2015年4月7日 18:14
2030年「電源構成」自民党が首相に提言

 自民党の調査会は7日、2030年の電源構成についての提言を安倍首相に提出した。

 安倍首相「安定供給をしっかりと国民生活のために確保していく上において、エネルギーの自給率をしっかりと確保していく」

 提言では、原子力や石炭火力などの「ベースロード電源」について、「欧米の多くの国で漸減傾向にあるが、現状6割以上となっている」と指摘した上で、「我が国において国際的に遜色のない水準を確保すること」としている。

 7日の会談で自民党側は安倍首相に対し、東日本大震災以前の水準である6割程度に戻すよう求めた。その場合、原発依存度は2割程度になるとみられている。

 政府は、2030年の電源構成の原案を早ければ4月下旬にも取りまとめる方針。