原発20~22% 30年の電源構成案決定
経済産業省の有識者会議は1日、2030年の電源構成、いわゆる「エネルギーミックス」の案を取りまとめ、2日から広く一般から意見を聞くパブリックコメントを開始する。
2030年のエネルギーミックスは、電力コストの削減などを目指し策定され、原発の比率は福島第一原発事故前の27%より低くし、20から22%程度としている。また再生可能エネルギーは原発より多い、22から24%程度としたが、このうち水力を8.8から9.2%程度とし、コストが高い太陽光は7%程度としている。
経産省では2日から1か月程度、この案を公開し、一般の意見を募集する「パブリックコメント」を行い、7月中旬ごろには正式決定したい考え。