岸田首相 “衆院選立候補しない意向”の二階元幹事長と会談
岸田首相は、次の衆議院選挙に立候補しない意向を表明した二階元幹事長と会談しました。
二階氏は記者会見で、政治とカネの問題で自らの政治責任を明らかにすべく、次の衆議院選挙に立候補しない考えを明らかにしました。25日夕方、二階氏のもとを訪れた岸田首相は会談後、次のように述べました。
岸田首相「自民党の再起を強く促す出処進退であると、重く受け止めたところであります」
岸田首相はまた、二階氏が和歌山県議会議員になって以降の「50年にも及ぶ政治経験を振り返って、大変印象深いお話を聞かせていただいた」と説明しましたが、会談は7分ほどで終わりました。
一方、岸田首相は25日、国会で、安倍派幹部らへの追加聴取を自ら行う考えを明らかにしました。複数の自民党幹部によりますと、聴取は26日と27日の2日間、幹部4人を対象に行われる予定です。