日ASEAN“ホットライン”開設を発表 安全保障上の意思疎通図る
日本とASEAN(=東南アジア諸国連合)は、安全保障上の意思疎通を図るためホットラインを開設したと発表しました。
4年ぶりに対面形式で行われた「日ASEAN防衛当局次官級会合」では、海洋進出を強める中国を念頭に、日ASEAN間の防衛協力や交流を一層強化することを確認しました。また、日本とASEANが安全保障上の意思疎通を図るための「ホットライン」を開設したと発表しました。
ASEANが加盟国以外の国とホットラインを設けるのは初めてで、防衛省は「ASEAN各国と平素からコミュニケーションが取りやすくなる」として、意思疎通の円滑化に期待感を示しました。