茂木幹事長 党紀委員会開催を要請 39人対象の審査
自民党のいわゆる裏金問題の処分をめぐり、茂木幹事長は1日、39人を対象とした審査を行うため党紀委員会の開催を要請しました。
茂木幹事長
「極めて深刻な問題であり、党紀委員会による関係者の処分が必要だと判断し、幹事長として党紀委員会の開催を要請することとした」
茂木幹事長は、派閥の幹部の立場にありながら適切な対応を取らず大きな政治不信を招いた議員や不記載の金額が5年間で500万円以上となった議員など計39人を党紀委員会の審査の対象にすると明らかにしました。
また、二階元幹事長については、次期総選挙への不出馬を表明したことを「重く受け止める」として委員会の審査の対象とはしませんでした。
一方、額が500万円に満たなかった人については、「今後二度とこうしたことが起こらないよう、議員として収支に責任を持つように」と、茂木幹事長から注意を行うということです。