NHK 新型コロナウイルスに関する不適切な報道をめぐり、職員4人を懲戒処分
NHKの夜のニュース番組の新型コロナウイルスに関する不適切な報道をめぐりNHKは計4人の懲戒処分を発表しました。
この問題は今年5月、NHKの「ニュースウオッチ9」が新型コロナウイルスのワクチン接種後に亡くなった人の遺族を、コロナウイルスに感染して亡くなった人の遺族であるかのように報じたものです。
NHKは21日、緊急会見を開き、取材・編集を担当した職員とその上司を2週間の出勤停止にするなどの処分を発表しました。
NHKは、担当職員が「ワクチン接種後に亡くなった人の遺族も、広い意味で、コロナ禍で家族を亡くした遺族であることに変わりがない」という誤った認識で取材・制作を進めたことにそもそもの問題があり、また上司らのチェックも不足していたなどとしています。