安倍首相、自民党総裁選での再選に意欲
安倍首相は12日、地元・山口県で講演し、14日に発表する戦後70年の首相談話について、先の大戦への反省を盛り込むとともに、未来志向のものにしたいとの考えを改めて示した。
安倍首相「日本の歩んできた道、先の大戦に対する反省、戦後の歩み、これから日本がどういう国になっていくかを世界に向けて、発信していくものにしていきたい」
また、「ひたすら平和を守り、地域やアジアの繁栄のために力を尽くしてきたのが戦後70年の日本の歩みだ。今後も地域や世界にもっともっと貢献していかなければならない」と述べ、国際社会に対し、より積極的に貢献していく姿勢を強調した。
談話について安倍首相は、14日夕方に閣議決定した上で、自ら記者会見をして談話に込めた思いなどを説明することにしている。
ところで、この講演で安倍首相は、来月の自民党総裁選挙での再選に意欲を示した。
安倍首相「明治維新50年が寺内(正毅)さん、100年が佐藤栄作さん。最後、私は何とか頑張って2018年まで行けば、2018年も山口県出身の安倍晋三ということになるわけです」
安倍首相は、2018年まで自らが首相をつとめれば、明治元年から50年ごとの首相はいずれも山口県出身者となるとして、来月行われる自民党総裁選での再選に意欲を示した。