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完全失業率3.1% 20年ぶりの低い数字

2015年11月27日 13:15
完全失業率3.1% 20年ぶりの低い数字

 総務省が発表した先月の完全失業率は3.1%で、20年3か月ぶりの低い数字に改善された。

 27日朝に発表された先月の完全失業率は前月より一気に0.3ポイント下がり、3.1%となった。1995年7月以来、20年3か月ぶりの低い数字。総務省統計局は「人出不足感を背景に、職を探す動きが雇用に結びついた結果だ」と説明している。

 一方、同じく発表された「家計調査」によると、2人以上の世帯の先月の実収入・消費支出とも前年同月比でマイナスとなった。2か月連続してのマイナス。自動車購入や婚姻関係費といった品目で支出の減少が目立っている。

 また、厚生労働省によると、先月の有効求人倍率は1.24倍だった。9月と同じ水準で、1992年1月以来の高さが続いている。