安倍首相、COP21出席のためフランスへ
安倍首相は、フランスで開かれるCOP21(=国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)に出席するため、29日午後、羽田空港を出発した。
COP21は、温室効果ガスの排出削減を巡る2020年以降の新たな枠組みの合意を目指している。
安倍首相「人類の、そして未来の人類のために、世界の国々が参加する新しい枠組みを作るために、日本も大いに貢献をしたいと考えています」
安倍首相は、地球温暖化防止に向けた途上国の取り組みを促すため、途上国への支援を2020年までに年間約1兆3000億円に増額すると表明する。
また、次世代蓄電池などの革新的な技術開発の強化など、日本の積極的な姿勢を説明し、交渉を後押ししたい考え。
安倍首相は、パリの同時多発テロを受け、フランス・オランド大統領らとも個別に会談し、テロ対策についても話し合う方針。