パリ同時多発テロ現場で献花~安倍首相
2020年以降の地球温暖化対策について話し合う、フランスで開かれるCOP21(=国連気候変動枠組み条約第21回締約国会議)に出席するため、日本時間30日朝、パリに到着した安倍首相は、同時多発テロの現場を訪れた。
安倍首相はパリに到着すると、その足で同時多発テロで最も多い89人の犠牲者が出たバタクラン劇場に向かい、花をささげた。
安倍首相「テロによって犠牲となられた方々に対して哀悼の誠をささげました。試練のときを迎えたフランスと日本は常に共にあります」
また、安倍首相はテロを決して繰り返させてはならず、人類共通の価値に対する戦いに世界は結束しなければならない、と強調した。
安倍首相は日本時間30日夜、フランスのオランド大統領と会談するほか、30日夜から始まるCOP21では地球温暖化防止に向けた取り組みを促すため、途上国への支援を2020年までに年間約1兆3000億円に増やすと表明する予定。