パリ同時多発テロ 一連の流れを整理
日本時間14日朝、フランス・パリの中心部で銃撃や自爆テロが相次いで発生し、120人以上が死亡、約200人がケガをした。一連の同時多発テロについて整理する。
パリ市内の中心を流れるセーヌ川沿いに、エッフェル塔やルーブル美術館などがある。事件はこのような観光地にも近いエリアを含め、あわせて6か所で発生した。
このうちの一つは、ルーブル美術館から約2.5キロ離れたレストランで、何者かが自動小銃を乱射した。
近くの劇場では、コンサートの最中に、何者かが襲撃して観客らを人質に取って立てこもった。この襲撃で約100人が死亡している。
また、パリ郊外のサッカースタジアム付近で自爆テロを含む複数の爆発が発生。死傷者の数は分かっていない。
このほかにも市内で銃の乱射が相次いだ。