首相、途上国の温暖化支援を増額の方針表明
安倍首相が、地球温暖化防止に向けた日本の貢献策として、2020年までに途上国への支援を官民合わせて年間で約1兆3000億円に増額する方針を表明した。
安倍首相はさらに、次世代蓄電池などの革新的な技術開発を強化し、温室効果ガスの抜本的な排出削減に貢献していく考えを示した。来週、フランスのパリで行われる国連の会議「COP21」に出席し、こうした考えを説明する予定で、削減に向けた新たな枠組みの合意を目指している。
安倍首相「全ての国が参加する公平で実効的な枠組みの合意に向けて、政府を挙げて全力で取り組んでまいります」
安倍首相は全ての国が合意できるよう、温暖化対策をさらに強化していくと強調した。