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温室効果ガス削減へ 初の専門家会合

2015年10月11日 20:08
温室効果ガス削減へ 初の専門家会合

 政府は2050年に日本が排出する温室効果ガスの80%の削減を目指しているが、どういった政策が必要かなどを話し合う専門家の会合、「気候変動長期戦略懇談会」が11日、初めて開かれた。

 メンバーは科学者や経済学者などで構成され、11日、初めての会合が開かれた。政府は、地球温暖化対策として、日本が排出する温室効果ガスの削減目標を15年後の2030年度に現在より26%、35年後の2050年には80%削減する目標を定めている。

 会合はこのためにはどういった政策が必要かなどを話し合うもので、国民に省エネへの意識を高めてもらうことや若い世代が問題に取り組むことが重要という意見が出た。また、地熱発電などの自然エネルギーについても安定性を高め、価格を下げるための技術革新が必要などといった意見も出た。

 環境省は、来年3月までに結論をとりまとめたいとしている。

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