“新国立”民間専門家の参加を~舛添都知事
東京都の舛添知事は見直しが決まった新国立競技場について、改めて文部科学省の対応を痛烈に批判するとともに、民間の専門家が参加する必要性を強調した。
舛添都知事「文科省、JSCの責任は免れない。あまりにひどいですよ。スポーツは文科省の担当だってやってるから全部足引っ張っていますね」
講演で舛添知事はこのように述べ、新国立競技場をめぐる文科省の対応を改めて批判した上で、「文科省はきちんと役人に責任を取らせるべき。それができない長は自ら辞任して下さい。それができなければその長を任命した内閣総理大臣の任命責任までいく」などと述べ、責任問題にも言及した。
また、政府が立ち上げた新国立競技場の整備計画を策定する作業チームについては、「チームの中が役人だけじゃどうしようもない。“民間”が欠けている」と述べ、アスリートや建築の専門家などを入れる重要性を強調した。