電事連 温室効果ガス削減目標を発表
大手電力会社でつくる電気事業連合会は17日、新規に参入した電気事業者などと共に2030年度に温室効果ガスの排出量を2013年度に比べ35%程度削減する自主的な目標を作った事を明らかにした。
温室効果ガス削減の自主的な取り組みに参加するのは、電気事業連合会に加盟する大手電力会社10社のほか、新電力と呼ばれる新規に参入した電気事業者23社など。国が決めた削減目標に基づき2030年度には2013年度に比べ35%程度、温室効果ガスを削減するとしている。
石炭火力発電所を建設する動きが広がっている事を受け、政府が業界で目標を設定するよう求めていた事に応えたものだが、電力会社ごとの目標は設定されておらず、今後の課題となりそうだ。