温室効果ガス削減目標“13年度比26%”
政府の会議は30日、2030年度の温室効果ガスの削減目標を2013年度と比べて26%とする原案を取りまとめた。
温室効果ガス削減目標の原案は30日、経済産業省と環境省の合同会議で了承された。目標案はエネルギーミックスと整合性を取った上で、発電効率の改善や次世代自動車の普及などを行う事で2030年度時点の国内の温室効果ガスを2013年度と比べて26%削減するとしている。
福島第一原発事故前の2005年度と比較した場合は25.4%の削減目標となるが、政府は両方の数字を温暖化対策を話し合う国連の会議に提出した上で、2013年度比の目標を中心に説明する考え。
政府は6月までに地球温暖化対策推進本部を開き、削減目標を正式決定した上で、目標を達成するための具体的な対策を策定する方針。