サミット前に国際テロ情報収集ユニット新設
日本政府は来年の伊勢志摩サミットを前にテロ情報の収集を行う新たな組織を外務省に設置する事を決めた。
菅官房長官「現下のテロ情勢はきわめて厳しい状況にあります。政府としては、国際社会と連携してテロの未然防止に全力で取り組んでいく必要があります」
今月8日付で新設される「国際テロ情報収集ユニット」は、外務省や防衛省、警察庁などの職員で編成され、省庁横断でテロ関連の情報収集や分析を行う。
当初は、来年春に設置する予定だったが、フランス・パリでの同時テロを受け、大幅に前倒しして立ち上げる事にした。
菅官房長官は、「来年には伊勢志摩サミットを控えテロ対策を強化し、警備に万全を期す」と強調した。