安倍首相 都内の更生保護施設を視察
安倍首相が4日、東京都内にある更生保護施設を視察し、刑務所を出た人の更生や再犯防止に取り組む考えを示した。
この施設では、刑務所を出た人に対し、薬物依存の克服に向けたプログラムや、就労を支援するためのパソコン教室の他、継続的なアフターケアなどを行っている。
安倍首相「薬物依存からの離脱のための治療が必要であるということ。更生保護が大切であり、息の長いケアが大切だということを実感いたしました」
政府は罪を犯した人の更生と再犯防止に力を入れており、出所後2年以内に再び刑務所に入る率を現在の18.1%から2021年までに16%に下げることを目標にしている。
安倍首相は目標を達成するため、今回、視察したプログラムなどを全国に広げていくよう岩城法相に指示したことを明らかにした。