北朝鮮の核実験を受け、日米韓３か国の外務次官級の協議が行われ、国連安保理で北朝鮮に対する強い内容の制裁決議が採択されるよう、中国にも全面的な協力を求めていくことで一致した。

　斎木外務次官「北朝鮮による核実験は、我々３か国の共通認識だが、断じて容認できない。国際社会としても断固とした対応を目指すことを確認した」

　協議は１６日午後、東京都内で行われた。日米韓３か国は、北朝鮮の核実験について、「北東アジアにおける最も大きな不安定性の源」として、安保理においてできる限り強い内容の制裁決議が早期に採択されるよう、連携していくことを確認した。

　また、国連安保理の常任理事国で北朝鮮と強いつながりを持つ中国に対し、全面的な協力を求めていくことで一致した。