民主党と維新の党合流 参院選後に先送りも
民主党と維新の党の合流問題を巡り、交渉が難航する中、民主党内では両党の合流を夏の参議院選挙後に先送りする案が浮上していることがわかった。
民主党内には、維新の党の求めに応じて参院選前に解党した場合、全国の地方組織を解散する手続きが必要で、混乱を招くなどの慎重論が根強くある。そのため民主党内では、維新の党が「解党・新党」にこだわる場合、両党の合流を参院選後に先送りする案が浮上していることがわかった。
こうした中、維新の党の松野代表や今井幹事長らは16日午後、国会近くで会談し、新党が結成できない場合、参院選は独自で戦う方針を確認した。
維新の党・今井幹事長「参議院選挙を戦うためには、早く結論出した方がいいって言っているんです」
両党は今週中にも協議をまとめたい考えだが、合意の見通しは立っていない。