×

衆院財務金融委、民主・維新反発で開会遅れ

2016年2月17日 16:03
衆院財務金融委、民主・維新反発で開会遅れ

 17日から予定されていた衆議院の財務金融委員会は、民主・維新両党が審議の進め方に反発したため、委員会の開会が大幅にずれこんだ。

 衆議院の財務金融委員会では、軽減税率の導入を盛り込んだ税制改正関連法案と赤字国債の発行に必要な特例公債法案が17日朝から審議入りする予定だった。しかし、民主・維新両党が「2つとも重要法案であり、分けて審議すべきだ」などと反発し、午前中の審議は行われなかった。

 民主・安住国対委員長代理「言い方は悪いですが、雑煮のごった煮みたいなことで、特例公債法と軽減税率を面倒だから一括審議しろっていう態度の悪さは安倍政権のおごりだと思う」

 こうした中、午後に開かれた与野党の国会対策委員長会談で、与党側は慎重かつ丁寧に審議を進めるとしたほか、安倍首相が委員会に出席することも検討する考えを示した。野党側はこれを受け入れ、委員会は午後2時頃から開会された。