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沖縄・宜野湾市長選挙 与野党の反応

2016年1月25日 0:01
沖縄・宜野湾市長選挙 与野党の反応

 アメリカ軍普天間基地の移設が最大の争点となった沖縄県宜野湾市の市長選挙は24日に投票が行われ、名護市辺野古への移設を進める安倍政権の支援を受けた現職・佐喜真淳さんが当選した。その結果を受けた与野党の反応は次の通り。

 自民党・茂木選対委員長「普天間基地の返還、そして移設に向けて、これまでの方針に沿って、しっかりと作業を進め、沖縄の基地負担の軽減を図っていきたい」

 与党はこれまで沖縄県知事選や前回の衆議院選挙など移設問題が争点となった沖縄の主な選挙で敗北が続いていた。このため、普天間飛行場の地元である宜野湾市の市長選で連敗をストップしたことに安堵(あんど)の声が上がっていて、安倍首相も「今回の勝利は大きい」と話したという。

 一方、野党側は社民党の福島副党首が、「今回の結果は残念だが(移設反対という)沖縄の民意に変わりはない」として、6月の沖縄県議会選挙や夏の参議院選挙でも移設反対を訴えていく考えを示している。