宜野湾市長選 現職・佐喜真氏、当選確実
アメリカ軍普天間基地の移設が最大の争点となった沖縄県宜野湾市の市長選挙は24日に投票が行われ、名護市辺野古への移設を進める安倍政権の支援を受けた現職・佐喜真淳さんの当選が確実になった。
自民党と公明党の推薦を受けた佐喜真さんは、移設を進める安倍政権の支援を受け、現職の強みを生かし選挙戦を進めた。また、最大の争点となった普天間基地の移設問題で、佐喜真さんは移設の是非には触れず、基地の早期返還と危険性の除去に取り組むべきと訴えてきた。
その結果、翁長知事や県政与党から支援を受け移設反対を訴えた新人の志村恵一郎さんを破り、当選を確実にした。
選挙結果は、辺野古移設を進める安倍政権にとって追い風となる一方、移設に反対している翁長知事にとっては痛手となりそうだ。