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日本の人口 調査開始以来初めて減少

2016年2月26日 11:55
日本の人口 調査開始以来初めて減少

 5年に一度行われる国勢調査の速報値が発表された。去年10月1日現在、日本の人口は1億2700万人余りで、調査開始以来、初めて減少した。

 26日に発表された速報値によると、去年10月1日時点の日本の人口は、5年前の前回調査より0.7パーセント少ない1億2711万人だった。1920年の調査開始以来、人口が減少したのは今回が初めて。

 人口が減った市町村は8割台に達し、特に近畿圏で目立つ。大阪府は戦後初めて減少に転じた。一方で東京23区や川崎市、さいたま市といった首都圏は3.5パーセント前後増加しており、首都圏への人口集中を裏付けた。