首相、「世界経済」有識者会合を開く考え
安倍首相は衆議院予算委員会で、5月の伊勢志摩サミットに向けて、世界経済の現状について有識者から意見を聞く会合を開く考えを明らかにした。
安倍首相「この不透明さを増す世界経済に対して、(サミットの)議長国としてどのような考えを持っているのか、どのように分析をしているかということについては示していく必要があります。その際に様々な方々からお話を伺わなければならない」
伊勢志摩サミットでは世界経済が大きなテーマになる見通しで、安倍首相は議長として、世界経済をどのように安定させ、成長に導いていくか議論をリードしたい考え。
一方、民主党の福島議員はこの会合について、「消費税増税を延期する布石じゃないか」とただしたが、安倍首相は改めて「リーマンショック級、あるいは大震災級の出来事がない限り、予定通り引き上げていきたい」と述べるにとどまった。