いわゆる従軍慰安婦問題について国連の女子差別撤廃委員会が、「多くの課題が残されていて遺憾である」とする報告書を発表したことに岸田外相は８日朝、「日本政府の説明内容については十分踏まえておらず、遺憾であると受け止めています」と述べた。

　また、昨年末の日韓合意に遺憾の意を表明されたことには「合意に対しては多くの国が歓迎している。こうした国際社会の受け止めとはかけ離れており批判はあたらない」と反論した。

　その上で、こうした主張を国連にすでに申し入れたことを明らかにした。