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衆院選挙制度 与野党代表者議論は平行線に

2016年3月28日 16:00
衆院選挙制度 与野党代表者議論は平行線に

 衆議院の選挙制度改革について28日、大島議長と与野党の代表者が協議した。新たな議席配分方式「アダムズ方式」の導入時期をめぐり溝は埋まらず、議論は平行線に終わった。

 28日の協議では「アダムズ方式」の導入時期について、自民党が2020年の国勢調査に基づく導入を主張するとともに、導入については関連法案に明記する考えも示した。これに対して、野党の民進党やおおさか維新の会は「改革は直ちに行うべき」として2010年の国勢調査を基準に導入するよう求め、議論は平行線に終わった。

 これを受けて大島衆院議長は、来月7日の決着を目指す方針を表明し、各党でさらに協議を続けるよう求めた。