高村氏“安保”廃止法案の審議応じない考え
自民党の高村副総裁は野党4党が提出した安全保障関連法の廃止法案について、「日米同盟に悪影響を与える」として国会審議に応じない考えを改めて強調した。
高村副総裁は6日に行った講演の中でアメリカ大統領選のトランプ候補が、在日米軍撤退の可能性に言及したことを例に挙げて、先月施行した安全保障関連法の意義を改めて強調した。
高村副総裁「安保ただ乗り論から、トランプさんの発言がすごく受けているのは間違いない。そういう中にあって、あの平和安保法制を、ほんの一部ではあるが、米艦防護のようなことができるようにしておいて、本当に良かったなと」
高村副総裁はまた、野党4党が提出した安全保障関連法を廃止する法案について、「審議すること自体が日米同盟に悪い影響を与える」として、審議に応じるべきではないという考えを強調した。