×

安倍首相 被災者救助に全力挙げる方針強調

2016年4月16日 5:22

 16日午前1時25分ごろから熊本県で大きな地震が相次ぎ、震度6強と震度6弱を観測した。日本政府の対応は以下の通り。


 16日午前3時30分頃、安倍首相が官邸に入った。その際、安倍首相は「被害状況が広範にわたっている可能性もある」として被災者の救助に全力を挙げる方針を強調した。

 安倍首相「被害状況が広範にわたっている可能性もあり現在、被害状況の把握に全力をあげること、そしてまた救助救命に全力であたっていくこと、そしてまた情報を正確に国民の皆様にお伝えをしていく、その指示をだしたところであります」

 また菅官房長官が記者会見し、16日未明の地震により熊本で3百数十県、大分で百数十件の110番通報があったことを明らかにし、各地で甚大が被害発生している模様だと述べた。そのため現地で救出救助に当たる自衛隊員を増員しているという。一方、原子力施設については被害の情報はないという。菅長官は被災地の住民に対して情報を収集し落ち着いて行動するように要請した。また安倍首相は16日に予定していた被災地の視察を中止した。