安倍首相「行方不明者捜索に全力を挙げる」
熊本県や大分県で発生した一連の地震で、安倍首相は17日午前8時すぎに首相官邸に入り、対応にあたっている。午前8時半すぎに記者団の取材に応じ、行方不明者の捜索に全力を挙げる考えを示した。
安倍首相「いまだに行方不明者が存在します。今後、(自衛隊の)態勢を2万5000人規模に拡充をしまして、さらに万全を尽くしていきます」
また、安倍首相は、避難所の被災者への食料や医療などの提供態勢を整備することや、避難所での滞在が長期化しないよう宿泊施設を確保することなどを指示した。さらに、被災地での断水や食品の品切れ対策を講じると述べた。
一方、アメリカ軍から支援の申し出があることについては「今ただちに支援が必要という状況ではない」と述べた。
首相官邸では午前11時半から関係閣僚を集めて非常災害対策本部会議を開き、これまでの被害状況と今後の対応を確認する方針。