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参院選が公示 党首らが街頭で“舌戦”

2016年6月22日 12:48
参院選が公示 党首らが街頭で“舌戦”

 第24回参議院選挙が22日に公示され、主な政党の党首は早速、街頭で支持を訴えた。経済政策・アベノミクスや憲法改正の是非などが主な争点。

 安倍首相(熊本市)「この選挙戦、問われているのはこの経済政策を力強く前に進めていくのか、あるいはやめてしまって暗く低迷した時代に逆戻りするのか、それを決める選挙」

 民進党・岡田代表(山梨・甲府市)「安倍政治の暴走を止め政治の流れを変える。日本に新しい政治の風を吹かせる。その第1日が始まりました」

 公明党・山口代表(さいたま市)「経済がもっと成長して、そしてその成果を皆さんに分配していく、この成長と分配の好ましい循環を作り出していく。これがこれからの公明党の進める日本の道であります」


 共産党・志位委員長(東京・新宿区)「国民の皆さんの民意に背く安倍暴走政治の全体が問われます。安倍暴走政治の全体にノーの審判、そしてチェンジの意思を」

 おおさか維新の会・松井代表(大阪市)「今回とにかく政治とお金、政治資金規正法もあのざる法、あれを見直していきたい。法律を出すために今回の参議院で全国で6人、我々の仲間を作ってもらいたい」

 社民党・吉田党首(東京・新宿区)「(参院選は)憲法を守らない、国民の命や暮らしを顧みない、そして目的のためには手段を選ばない安倍政治の暴走を止める選挙です」

 生活の党と山本太郎となかまたち・山本代表(東京・新宿区)「経済を良くするためにはどうするか、個人消費を押し上げるしかない。この国このままいったらどうなるか、格差がますます広がっていく。この国を本当に持続可能な形で回すならば、まず税金の取り方を変えなければいけない」

 日本のこころを大切にする党・中山代表(東京・中央区)「憲法については私たちはまず、憲法そのものが民族の発露である。日本の伝統やこころが入っていなければならない」

 新党改革・荒井代表(東京・港区)「もう(福島第一)原発事故のことを忘れたんでしょうか。私たち『改革』は、この『脱原発』政府に大転換を求めていきます」


 参議院選挙は定数242議席の半数にあたる121議席をめぐって争われ、来月10日が投開票日。