ＮＮＮがこの週末に全国で行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は４７．８％と前の月より４．５ポイント上昇した。

　世論調査によると安倍内閣を「支持する」と答えた人は４７．８％、「支持しない」と答えた人は３６．７％だった。安倍内閣の支持率は去年３月以来の高い水準。

　今回の参議院選挙で自民・公明の与党が議席を増やした主な理由については「他の政党よりよかったから」が５１．２％で「政治の安定が期待されたから」の１６．２％を大きく引き離した。

　また、選挙の結果、衆議院に続いて参議院でも憲法改正に積極的とみられる議員が議席の３分の２以上を確保したが、この状況が続いている間に「憲法改正を期待するか」については「期待しない」が５７．０％に上った。「期待する」は２８．０％だった。

　一方、民進党や共産党など野党４党による候補者の一本化については次の衆議院選挙でも同じように進める方が「よいと思う」が４１．７％と、「よいと思わない」の３８．２％を上回った。

　また天皇陛下が生前退位をされてもよいと思うかどうか尋ねたところ「よいと思う」との答えが９０．９％に達した。「よいと思わない」は４．０％だった。

＜日本テレビ・読売新聞社　電話世論調査＞
　【調査日】７月１５日～１７日
　【全国有権者】１４４８人
　【回答率】４９．５％
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