SNSも対象に…ストーカー規制で改正案
自民・公明両党は、ブログへの執ような書き込みも新たにストーカー規制の対象にすることなどを盛り込んだストーカー規制法の改正案をとりまとめた。
改正案では、LINEなどSNSでの過剰なメッセージの送信や執ようなブログへの書き込みなどを「つきまとい」として、新たに規制の対象にしている。
これは、今年5月、東京・小金井市で、芸能活動をしていた女子大学生が、ファンの男からブログなどに執ような書き込みをされたうえ刺された事件などを踏まえたもの。
また、警察がストーカー行為と認めた場合、これまで必要だった「警告」を行わなくても「接近禁止命令」を出せるようにした。
さらに、ストーカー行為罪について、「6か月以下の懲役、または50万円以下の罰金」から、「1年以下の懲役、または100万円以下の罰金」に罰則も強化した。
自民・公明両党は、改正案について、秋の臨時国会での成立を目指す方針。