民進党代表選 蓮舫氏が立候補を表明
民進党の蓮舫代表代行は5日、来月15日に行われる党代表選挙に立候補する意向を正式表明した。
蓮舫氏は記者会見で、有権者の信頼を取り戻すために、安倍政権の批判だけではなく対案を積極的に示していく考えを強調した。
蓮舫氏「私たちは批判ばっかりだと思われています。私は代表として、ここを変えたいと思います。私たちには提案がある、提言がある、対案がある。ここに信頼を付け加えたいと思います」
また憲法改正を巡っては、「国会の憲法審査会が始まれば、積極的に参加する」と述べた。
これまで憲法改正議論には慎重な姿勢を貫いてきた民進党だが、蓮舫氏は前向きに対応していく姿勢を示した格好。
一方、党内の保守派などから不満の声が上がっている、選挙での共産党との連携については、「基本的枠組みを維持する」としつつも、「参議院選挙の結果も検証して今後検討していく」とも述べた。
民進党代表選挙を巡っては、長島昭久議員が立候補の意向を表明している他、前原元外相らも出馬を検討している。
しかし発信力のある蓮舫氏には期待を寄せる党執行部も多く、党内では早くも、蓮舫氏が優位に選挙戦を進めるのではないかとの声が上がっている。