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蓮舫氏、前原氏、玉木氏が代表選に立候補

2016年9月2日 12:56
蓮舫氏、前原氏、玉木氏が代表選に立候補

 民進党結党後、初めてとなる代表選挙が2日に告示された。立候補の届け出は午前11時ごろに締め切られ、3人が代表の座を争う構図が固まった。

 立候補を届け出たのは蓮舫代表代行、前原元外相に加え、当選3回の玉木雄一郎議員で、午後には3候補が共同記者会見を行う。

 若手議員の玉木氏は、2日朝になってようやく20人の推薦人を確保し、本人が届け出を行った。党の刷新を訴える。

 玉木氏「私のようなものが代表選挙に挑戦をして、変革に向けたがむしゃらな姿勢を見せない限り、民進党が変わろうとするその覚悟を国民のみなさんにお示しすることができない」

 一方、前原氏は民主党政権での失敗の経験と反省をあえてアピールしている。

 前原元外相「失敗の経験、そして猛烈な反省、そしてそれをばねにした党の再生、信頼回復、これをしっかりやっていきたいと思います」

 蓮舫代表代行は現段階で優位に選挙戦を進めている。一方、参議院議員であることから政権交代によって首相を目指す上で、代表になれば衆議院にくら替えする意向も示した。

 蓮舫代表代行「(Q:代表になれた場合、次の衆院選に出る?)もちろん覚悟は持っています」

 共産党との連携のあり方や経済政策、憲法改正へのスタンス、そして民進党がどういう日本を目指すのかなどを争点に、15日の投開票日に向けた論戦がスタートする。