国連総会出席のためアメリカ・ニューヨークを訪問している安倍首相はイギリスのメイ首相と首脳会談を行い、北朝鮮の核・ミサイル開発が深刻な脅威との認識で一致した。

　日英首脳会談はメイ首相の就任後、初めてとなる。安倍首相は北朝鮮の核・ミサイル開発について「これまでと異なる脅威であり、異なる対応が重要だ」と訴えた。メイ首相は、安倍首相と認識を共有するとした上で、「北朝鮮の行動は決して容認できず、連携して対応することが必要だ」と応じた。

　また、イギリスのＥＵ（＝欧州連合）離脱をめぐり、安倍首相が日本企業の投資環境を維持するよう求め、メイ首相は適切に取り組む考えを示した。

　また、両首脳は日英の防衛協力をさらに進めていくことで一致した。