民進党・野田幹事長が代表質問 国会
国会で27日、安倍首相の所信表明演説に対する各党の代表質問が始まり、民進党の野田幹事長が質問に立った。
民進党は蓮舫代表が参議院議員のため、衆議院本会議で質問に立ったのは野田幹事長。首相時代に交渉参加を検討したTPPを巡り安倍首相の対応を批判した。
野田幹事長「(私が首相の時)ハードルが高く国益を考えるとTPP交渉参加に踏み切れずにいました。その時、2012年暮れの総選挙で『TPP断固反対、ブレない』と約束したのは他ならぬ安倍総裁です。政権をとったら、その舌の根も乾かぬうち交渉参加するなど国民にウソを平然とつく姿勢は言語道断です」
その上で現在のTPP協定には反対せざるを得ないと述べた。
また、憲法改正を巡り「本気で議論する気があるなら自民党の憲法改正草案を撤回していただきたい」と迫った。