衆院予算委始まる「ボーナス」真意ただす
国会では30日から第2次補正予算案を審議する衆議院予算委員会が始まった。自民党の渡嘉敷議員は、安倍首相がアメリカ・ニューヨークでの講演で、日本の高齢化や人口減少について「重荷ではなくボーナスだ」と発言したことについて真意をただした。
自民党・渡嘉敷議員「総理は具体的にこのボーナスというのは、何を意味していらっしゃるのか」
安倍首相「安倍政権ができてから300万人、生産年齢人口は減少しているんですが、名目GDPは6.9%増えたんです。労働人口が減っていけば、絶対にこれは経済成長しないということではないわけでありまして、むしろそれをきっかけとして、いろんなことをやっていこうではないかということです」
さらに安倍首相は、「健康医療分野では再生医療やゲノム医療の先端的な研究開発など、新産業の創出に官民一体となって取り組んでいきたい」と意気込みを示した。
衆議院予算委員会はこの後、野党側の質問に移り、民進党の細野代表代行らが質問に立つ。