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米軍北部訓練場「一部返還」年内実現目指す

2016年10月8日 18:25
米軍北部訓練場「一部返還」年内実現目指す

 菅官房長官は沖縄県を訪問し、アメリカ軍北部訓練場の一部返還について年内の実現を目指す考えを示した。実現すれば、県内の米軍施設のうち約2割の面積が日本に返還されることになる。

 菅官房長官は、沖縄本島北部にあるアメリカ軍の北部訓練場をヘリコプターから視察した。北部訓練場は沖縄県内最大の米軍の演習場で、日米両政府は20年前に、一部返還で合意していた。実現すれば、県内の米軍施設のうち約2割の面積が返還されることになる。

 返還の条件となっている新しいヘリコプターの発着場の建設が現在、進められているが、騒音を懸念する一部の住民らが抗議活動を続けている。菅官房長官は地元の村長らと会談し、発着場を完成させ年内の返還実現を目指す考えを示した。

 菅官房長官「できることはすべてやる、その思いでしっかりと負担軽減が進むように取り組んでいきたい」

 菅官房長官は、こうした米軍施設の返還を進めることで対立が続く普天間基地の移設についても沖縄側の理解を得たい考えで、この後、翁長県知事とも会談する予定。