民進党は全国幹事会を開き、例年１月に開催している党大会について、今年の年末から年明けにも衆議院の解散・総選挙が行われるとの臆測も出ていることから、来年は３月に行う方針を地方組織の代表者らに伝えた。

　８日の全国幹事会で、蓮舫代表は年末から年明けにも解散・総選挙が行われるとの臆測も出ていることを受け「解散風が吹き始めているという認識を持っている。いつ何があってもおかしくないよう、態勢は整えていきたい」と述べた。

　さらに、野田幹事長は、選挙に向けた態勢の構築を優先するため、例年１月に開催している党大会を来年は３月に行うと説明した。また、蓮舫代表は、次の衆議院総選挙では、野党間で候補者の一本化を目指す考えを示した。

　蓮舫代表「小選挙区で野党候補が乱立をしますと、それはなかなか勝利に向けて厳しい道というのも想定をされますので」

　ただ、蓮舫代表は、候補者の一本化にあたっては、あくまでも民進党が主導する形で進めていく考えを強調した。